防災情報の統合解析・高度活用技術に関する研究

地域発 防災ラジオドラマ in 豊前の国 台風水害編

大分県中津市の地域包括支援センターを会場に、およそ20名の地域住民、民生委員、ボランティアメンバーによる災害シナリオワークショップが平成21年9月に開催され、そこで議論された台風による水害時のさまざまな助け合いをテーマに、地域固有のラジオドラマが作られました。

豊前の国 台風水害編

地域の概要

こちらは、以前の中期計画の研究成果です。

テーマ一覧

九州を横断する大規模台風とそれによる水害 [ MP3(33MB)] [ 台本]
(ドラマ終了後、座談会の様子が収録されています)

※ 音声ファイル(MP3)をパソコン上で再生するには、 QuickTimeVLC media playerが便利です。

<防災ラジオドラマの注意点>
このドラマは住民はじめ行政など地域のさまざまな関係者が協力して災害時に想定される事態や対応について話し合い創作されたフィクションです。ドラマのシナリオづくりの過程では、地域社会の実態を調べ、かつ、行政の防災計画や防災体制、被害想定、ハザードマップ、マニュアルなどの公式な情報を参考にしていますが、社会的なシミュレーション(模擬演習)として、また、今後の改善の視点を盛り込むなどの理由から意図的に事実と異なる設定をしている場合があります。特に、行政や自主防災組織等の公式な事実や解釈と異なる点につきましては、各台本にそれぞれ掲載しておりますので、ご参照ください。

防災ラジオドラマ作成の土台となったシナリオワークショップの資料(3.7MB)PDF

防災ラジオドラマ作成までの経緯

北九州市や豊前市(福岡県)から中津市や宇佐市(大分県)におよぶ豊前地域は現在の都道府県区分を超えて、文化的、生活的結びつきの強い地域です。この地域でNPOとして活動している レスキュー・サポート九州(木ノ下勝也代表)は、さまざまなネットワークを活用して地域住民自身の手による安全で安心なまちづくり支援活動を行っています。
中津市の地域包括支援センターを会場に、およそ20名の地域住民、民生委員、ボランティアメンバーによる災害シナリオワークショップが平成21年9月に開催され、そこで議論された台風による水害時のさまざまな助け合いをテーマに、地域固有のラジオドラマが作られました。

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