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[2025/5/26] NPO法人災害時警友活動支援ネットワーク(略称サンポッド)講演会「発災直後・初動期における関係機関の留意事項」に伊勢研究統括が登壇しました
サブ課題C「災害実動機関における組織横断の情報共有・活⽤」研究開発責任者の伊勢正が、講演会「発災直後・初動期における関係機関の留意事項」(会場:新橋ビジネスフォーラム)に登壇しました。
演題「現場のDXが災害対応を変える」では、SIPおよびサブ課題Cの取組みを紹介するとともに、引き続き実施されたパネルディスカッションでは活発な議論が展開され機関間の情報共有の必要性と課題が確認されました。
今後も、更に実動機関間の連携運用を支援する仕組みの強化に繋げる研究開発を進めて参ります。
開催概要
名称 | 講演会「発災直後・初動期における関係機関の留意事項」 |
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日時 | 2025年5月26日(月)13:30~16:45 |
会場 | 新橋ビジネスフォーラム |
主催 | NPO法人災害時警友活動支援ネットワーク(略称サンポッド) |
参加形態 | 会場参加とオンライン参加のハイブリット開催 |
プログラム概要
挨拶 | 講演会「発災直後・初動期における関係機関の留意事項」 |
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講演① | 「現場のDXが災害対応を変える」 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 伊勢正 |
講演② | 「災害所同期における情報共有と人命救助体制の向上に関する実証的アプローチ」 株式会社減災ソリューションズ 加古嘉信 |
講演③ | 「発災直後・初動期における関係機関の留意事項~災害医療の立場より~」 日本医科大学多摩永山病院 救急救命センター 坂本太吾 |
講演④ | 「東日本大震災発災直後の対応と教訓」 サンポッド理事 菅野敏彦 |
ディスカッション | 進行:サンポッド代表理事 竹内直人 |
当日の様子
講演の様子
ディスカッションの様子
[2025/2/19] インドネシアの防災シンポジウムに登壇しました
2025年2月19日、サブ課題C「災害実動機関における組織横断の情報共有・活⽤」の研究開発の一環として、SMB ITB Jakarta Campasにて開催された「Symposium Enhancing Disaster Preparedness- Part1 Integrating Big Data, Business Analytics, and Community Engagement」へ、共同研究機関である芝浦工業大学とスピーカーとして登壇しました。
本シンポジウムでは、日本側より、SIPおよびサブ課題Cの取組みのほか、日本の防災対応、令和6年能登半島地震対応等について話題提供を行い、参加者と意見交換を実施しました。
シンポジウムの概要
名称 | Symposium Enhancing Disaster Preparedness- Part1 Integrating Big Data, Business Analytics, and Community Engagement |
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日時 | 2025年2月19日(水)08:30~15:15 |
会場 | SMB ITB Jakarta Campas |
主催団体 | SMB ITB |
協力団体 | 芝浦工業大学 |
参加形態 | 会場参加とオンライン参加のハイブリット開催 |
概要 |
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当日の様子
集合写真
【近代消防2025年2月号】実動機関の連携強化による災害情報の共有・活用に向けて(後編)
サブ課題Cの取組みについて紹介した記事「実動機関の連携強化による災害情報の共有・活用に向けて(後編)」が雑誌「近代消防2025年2月号」に掲載されました。
【近代消防2025年1月号】実動機関の連携強化による災害情報の共有・活用に向けて(前編)
サブ課題Cの取り組みについて紹介した記事「実動機関の連携強化による災害情報の共有・活用に向けて(前編)」が雑誌「近代消防2025年1月号」に掲載されました。
[2024/11/21~22]「全国救急隊員シンポジウム救急資器材展2024 in AKITA」に出展しました
2024年11月21~22日に、秋田市で開催された「全国救急隊員シンポジウム救急資器材展2024 in AKITA」に、防災科学技術研究所として初めて出展しました。
全国救急隊員シンポジウムは、我が国の救急体制の一層の振興を図る一助として、全国の救急隊員等を対象とした実務的観点からの研究発表や最新の医学知識等を学ぶ場を提供することにより、消防機関の行う救急業務の充実と発展に資することを目的に、平成5年度から毎年度開催地を変えながら開催されているもので、今年度は秋田県で32回目の開催となりました。
感染症の影響などにより近年の来訪者にはバラツキがあるものの、日本全国救急隊員約8,000名が参加する国内最大規模のシンポジウムで、災害現場における実動機関相互の情報共有や機関連携をテーマに掲げているSIP3-Cチームとしては、社会実装に向けた重要イベントと位置付け、同時期に宮城県や愛知県で実施予定の実証実験との重複を厭わず、出展しました。
成果は大であり、特に災害現場における救急関係者が直面する課題「心電図データの送信に伴うインターネット環境の確保」があり、我々が開発中の「通信途絶対策:X-ICS」への関心が高いという実情が把握できたことは大きな収穫であったと考えています。
今後も、ユーザーニーズに耳を傾け、真に現場で災害対応にあたる隊員に役立つツールの研究開発を進めて参ります。
開催概要
名称 | 全国救急隊員シンポジウム救急資器材展2024 in AKITA |
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日時 | 2024年11月21日~22日 |
会場 | にぎわい交流館AU(あう) 秋田県秋田市中通一丁目4-1 |
主催 | (国研) 防災科学技術研究所(先進防災技術連携研究センター) (株) 国際電気通信基礎技術研究所(ATR) |
参加者数 | 3名(ATRを含む) |
主催 | 秋田市消防本部、一般財団法人 救急振興財団 |
後援 | 消防庁、厚生労働省、秋田県、公益社団法人 日本医師会、 一般社団法人 日本救急医学会、一般社団法人 日本臨床救急医学会、全国消防長会 |
特別協力 | 一般財団法人 全国市町村振興協会 |
協力 | 一般社団法人 秋田県医師会、一般社団法人 秋田市医師会 公益財団法人 秋田県市町村振興協会 |
参加対象者 |
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ブース来訪者 | 約50名(1.5日) |
※ 平成7年度シンポジウムは、令和8年1月22日(木)・23日(金)熊本市熊本城ホールで開催が予定されています。
なお、本展示に伴い、開催県である秋田県の神部副知事、秋田市代表監査委員(前秋田県総務部長)、令和7年度北海道・東北ブロック緊急消防援助隊 開催担当幹事県である山形県消防救急課長、開催予定地の最上広域市町村圏事務組合 消防本部警防課長などとの顔つなぎも実現致しました。
当日の様子
展示ブース
来訪者への器材説明
神部秋田県副知事への研究概要説明