防災情報の統合解析・高度活用技術に関する研究

地域発 防災ラジオドラマ in 岡崎 竜南中学校 地震編

愛知家岡崎市立竜南中学校の生徒11人が協力して、今後地域で発生が懸念される大規模審査である東海・東南海地震が連動して起きた場合の被害状況を想定して、主に避難所で起きる可能性のある出来事をテーマに作成されたラジオドラマです。

岡崎 竜南中学校 地震編

地域の概要

こちらは、以前の中期計画の研究成果です。

  • 地域 : 岡崎市立竜南中学校
  • 作成主体 :竜南中学校の生徒
  • 作成時期 :2010年3月

テーマ一覧

  1. 上地小学校避難所の出来事(けが人、断水、寒さ対策、盲導犬など)
    [ MP3(11MB)] [ 台本]
  2. 竜南中学校避難所の出来事(ペット避難問題、食糧問題、トイレ問題)
    [ MP3(7MB)] [ 台本]

※参加した中学生のインタビューが収録されています。

※ 音声ファイル(MP3)をパソコン上で再生するには、 QuickTimeVLC media playerが便利です。

<防災ラジオドラマの注意点>
このドラマは住民はじめ行政など地域のさまざまな関係者が協力して災害時に想定される事態や対応について話し合い創作されたフィクションです。ドラマのシナリオづくりの過程では、地域社会の実態を調べ、かつ、行政の防災計画や防災体制、被害想定、ハザードマップ、マニュアルなどの公式な情報を参考にしていますが、社会的なシミュレーション(模擬演習)として、また、今後の改善の視点を盛り込むなどの理由から意図的に事実と異なる設定をしている場合があります。特に、行政や自主防災組織等の公式な事実や解釈と異なる点につきましては、各台本にそれぞれ掲載しておりますので、ご参照ください。

防災ラジオドラマ作成までの経緯

このドラマは、愛知家岡崎市立竜南中学校の生徒11人が協力して、今後地域で発生が懸念される大規模審査である東海・東南海地震が連動して起きた場合の被害状況を想定して、主に避難所で起きる可能性のある出来事をテーマに作成したものです。台本の執筆に先だって、竜南中学校区の被害を想定しました。各種ハザードマップから竜南中学校区の特徴を把握し、岡崎市全体の平均の被害想定と比較しながら同校区の被害を見積もりました。合わせて、独居老人や要援護者への支援体制、病院・商店をはじめとする地域資源との連携、町内会をはじめとする地域の人々の絆の強さ・弱さについても話し合ってドラマを作成しました。 ドラマ作りは、前提となる地震の被害想定やそれによる各種事態の検討から、脚本作り、中学生自身によるドラマの音声吹込みまでを2日間、のべ10時間程のワークショップの中で実施されました。収録されたドラマはNPO愛知ネットの協力で編集され、地域の避難所であり、ドラマの舞台にもなっている小学校と中学校の関係者に贈呈されました。


ラジオドラマ作成の様子
 
中学生から地域の方々への贈呈式の様子

ドラマ・メイキング映像

竜南中学校による防災ラジオドラマ制作の様子が第1回防災ラジオドラマコンテストのプロモーションビデオになりました。

研究一覧