防災科研インターンシップ制度を通じて、9月2日~13日の2週間わたり、「災害対応の情報共有と地理空間情報の活用に関する研究業務」というテーマで2名の学部生を受け入れました。
インターンシップを通して、参加学生のお二人には災害発生時の災害対応の情報共有や防災情報に関する研究業務について、調査や実習を通し体験いただきました。
調査では全国の自治体が発信している情報についての整理や地域防災Webを活用した地域特性情報を整理いただきました。
また、災害発生時に使用する災害対応初動キットを実際に展開し、災害対応の流れについても実習していただきました。
インターンシップ成果報告会では、参加者からインターンシップのまとめを発見していただき、修了証の授与が行われました。
インターンシップ中は、ランチ会や報告会等で研究員とも意見交換を行い、学生のみなさんも研究員も有意義な期間になったのではないかと思います。
インターンシップにご応募・ご参加いただいたみなさま、受け入れにご協力いただいた関係機関のみなさま、ありがとうございました。
参加者の声
- 今回のインターンシップでは、防災情報の観点から多くのことを学びました。
災害時の情報共有の現状を知れたり、どのように見た人の意思決定につながるような情報を提供していくかや成果報告会の際にご教示いただいたどのような人がどのような情報を得たいかを考えることなど、いろいろな角度から災害時の情報共有について考えるきっかけにもなりました。
今回学んだり感じたことを大学での研究に生かしていくだけでなく、研究を行っていく中で、防災に関して自分が興味を持つ分野や課題を見つけ、将来的には防災に関する仕事に携われるように頑張りたいです。 - 今後の抱負として、卒業研究で防災に関わる研究をしたいという思いがあります。
大学ではデータ解析や機械学習を学んでいるので、気象データやGISなど、今回学んだことを生かしたいです。
また、今回教えていただいた防災や災害対応に関わる情報に、インターンシップ終了後も継続して触れ、関心を持ち続けます。
さらに、今まで大学院に進むことは考えていなかったのですが、みなさまからのお話をお聞きして、関心を持つようになりました。
自分の将来について、大学院という選択肢も含めて、考えたいと思います。
この10日間、見るもの学ぶことすべて楽しく新鮮で、大変勉強になりました。
防災情報研究部門様のインターンシップに参加させていただき、本当にありがとうございました。