当研究プロジェクトは、2020年12月25日に、大阪府社会福祉協議会(以下:社協)の主催による「大阪府社協のeコミュニティ・プラットフォーム意見交換会」の開催に協力し、関西地域の大阪府社協と41市町村社協、東北地域の宮城県社協と3市町社協の地域福祉・災害情報の共有事例についてオンライン会議を実施しました。
大阪府からは2018年大阪府北部の地震と同年台風21号被害、および平常時における情報共有システムの利活用について、また宮城県からは2011年東日本大震災の経験と直近の2019年東日本台風における洪水災害での利活用について話題提供されました。
また関西と東北という地域特性による活動や意識の違いについても興味深い会となりました。
この意見交換の取り組みは、今後も継続していく予定です。
開催概要
名称 | 大阪府社協のeコミュニティ・プラットフォーム情報交換会 |
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日時 | 2020年12月25日 |
会場 | 大阪府社協、および各地社協、オンライン会議 |
対象 | 府県および市町村社協の職員(モデル事業実施市町村の災害支援担当や地域担当、 ボランティアセンター担当者など) |
参加者数 | 60名 |
主催 | 大阪府社協 |
協力 | 宮城県社協、防災科学技術研究所(担当:水井) |
プログラム概要
13:30~14:35 | オリエンテーション |
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14:35~14:45 | 甚大・広域災害、新型コロナ(疫病)など活動や環境変化による意識の変化について |
14:45~15:30 | 実践報告(大阪府吹田市・松原市・太子町) 平時からの社会資源の可視化や地域診断、災害時に備えた活用 |
15:30~16:30 | より効果的に活用するために「どういったサポートが必要か」 「システムの改善してほしい部分」等の情報交換 |
当日の様子
<意見交換会の状況> |
<生活支援の事例(平常時:大阪府吹田市)> |