当研究プロジェクトは、2019年7月30日と31日に、近畿ブロック・府県指定都市社会福祉協議会が主催する「近畿ブロックの災害運営支援者研修」に参加しました。この研修会では、社会福祉協議会同士が県域を越えて災害時に広域連携するための活動ノウハウについて学ぶことができます。
今回は、防災科研が大阪府社会福祉協議会(以下:大阪府社協)と協力し、大阪府で推進している災害時の情報共有ツールの利活用実践報告(平成30年大阪府北部の地震)や、平常時研修の場で情報所得ツールとして活用している南海トラフ広域地震災害情報プラットフォームなどについて大阪府社協職員が報告を行いました。
参加者は、2府4県の社協やNPO職員合わせて約100名でした。
開催概要
名称 | 近畿ブロックの災害運営支援者研修 |
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日時 | 2019年7月30日 13:30 ~ 7月31日 16:00 |
会場 | ひと・まち交流館 京都 |
対象 | 近畿地方の社協組織(2府4県) |
参加人数 | 100名 |
主催 | 近畿ブロック・府県指定都市社会福祉協議会 |
プログラム概要
7/30 13:00~ | 開会・オリエンテーション |
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13:15~ | パネルディスカッション 「災害支援の全体像を知る」 |
15:10~ | 実践報告 茨木市災害ボラセン、倉敷市社協、大阪府社協 |
7/31 9:00~ | 昨日の振り返りと分科会について |
9:30~ |
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11:30~ | まとめ 「市町村災害VCの運営・支援をする際に捉えておくべきポイント」 |
当日の様子
研修会の様子 |
大阪府社協で実践している 情報共有の取り組み概要説明(大阪府社協) |
平成30年大阪府北部の地震にて大阪府茨木市で 実践された災害情報の活用報告(大阪府社協) |
大阪府枚方市の2019総合防災訓練での情報共有 ツールの活用報告、行政+社協の連携(大阪府社協) |
広域連携を考えるワークショップ (4つのテーマ:ガイドライン、災害支援と情報、 専門ボランティア、連携・協働) |