開催趣旨
「アーカイブシステムのデモンストレーションと、運用と利活用に関する意見交換会」は終了いたしました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
開催趣旨
東日本大震災は多くの尊い人命を奪い、また、住民の生活や地域コミュニティの絆、伝統・文化、産業など、地域に甚大な損害を及ぼしました。国の復興構想会議は、この大震災の記録を永遠に残し、広く学術関係者により科学的に分析し、その教訓を次世代に伝承し、国内外に発信すると提言しています。
一方、被災自治体では、住民等が災害時に記録した写真・ビデオを収集する取り組みや、被災住民の被災体験談をビデオで収録しオーラルヒストリーとして後世に伝承する取り組みがはじまりました。流された地域の文化・伝統、まちなみを過去の映像で復元する取り組みもみられます。被災自治体の防災対策や災害対応の検証を目的として、被害状況を把握するための地理空間情報や災害対応の関連資料のアーカイブもはじまりました。また、被災自治体とNPO等が協働し、被災地の復興過程の取り組みや課題をインタビュー等により定期的に記録しインターネット上で発信するなど、アーカイブを通じて被災地のコミュニティの絆の再生や被災地の若者による社会起業支援を応援する取り組みも始まりました。
上記の背景を踏まえ、防災科学技術研究所では、収集したアーカイブスとその利活用のためのシステムを開発しております。アーカイブの利活用や取り組みの方法等について、被災自治体の皆様と検討を重ねてシステムを構築してまいりました。
本シンポジウムでは、開発中のシステムのデモンストレーションと意見交換を開催いたします。
開催概要
名称 | アーカイブシステムのデモンストレーションと、運用と利活用に関する意見交換会 |
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日時 | 2013年2月15日(金) 15:15~17:00 |
会場 | (独)防災科学技術研究所 研究交流棟1階 和達記念ホール |
参加費 | 無料 |
定員 | 200名 (終了しました) |
主催 | 独立行政法人 防災科学技術研究所 |
共催 | 311まるごとアーカイブス |
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