猛暑の7月27日、東京都大田区立小池小学校で夏休み小池クラブの一環として、小学生と地域の方々が参加する防災マップづくりを実施しました。子供たちは小学校低学年から高学年までさまざまですが、いずれも地域に住み地域のことをわかっているという意味では、もしかすると大人以上の存在になっているかもしれません。今の時代、子どもと高齢者こそが地域防災における人材のかなめになっているといってもよいでしょう。肝心の大人(青年層、壮年層)は自分のことで手いっぱいで、地域課題に向き合うことが難しくなっている気がします。防災コンテスト参加者に青壮年層が少ない最大の原因はそんなところにあるのでしょう。子どものチカラを上手に引き出す防災も、今の日本では大切なポイントになっています。