南岸低気圧に伴う大雪で、山梨県や長野県など未だに除雪が進んでいない地域では、外部からのボランティアも参加して生活道路の確保が進められています。高齢化が進む地方都市では、足(車)がなければ何もできないという状況に陥るところが少なくなく、まさに今は地域力、地域の災害耐力が試されているところでもあります。
そのような非日常的な災害時のイメージをいろいろ想像することを目的に、私たちのプロジェクトでは、4年前からマップ作りやドラマ作りを行う防災コンテストを進めてきました。今年も全国各地からさまざまな作品が応募され、来る3月8日(土)には防災科学技術研究所和達ホールにおいて表彰式とシンポジウムが行われます(詳細こちら)。地域の課題がどこまであぶりだされ、その克服や改善に向けてどのようなアイデアが紡ぎだされたか、参加者の皆さんと時間いっぱい議論を深めたいと思います。