昨日来の雪で、首都圏はまたしても様々な混乱に見舞われました。報道機関の調査でも千人近くがケガをしたと報告されているようです。車がらみの事故も4千件を超えるというような数字も出ていますので、実態としてはその数倍の人がケガ(程度にはいろいろあるでしょうが)をし、数万件の事故が起きていると推察されます。雪に弱い首都圏の現実を、毎度のことながら思い知らされます。
今回の雪は降雪日が休日だったので、翌日(今日15日)の朝がどのようにスタートできるかが注目されました。公共交通機関は遅れや運休はあったものの、夕方までにはなんとか平常ダイヤに戻りつつあり、明日からは通常運行に移行できそうです。それと比べると市街地の除雪はまちまちで、住宅街でもきれいに取り除かれたところもあれば、いつになったら滑らずに歩けるようになるんだろうと思わされるところもあります。自宅周りの雪を取り除くのも、高齢社会では容易ではありません。私の家の周りも大きなお屋敷では業者に頼んでいるところもありました。お金で解決できるうちはいいですが、そうもいかない人には近隣の助けが必要ですね。
除雪の状況を見ると住民の事情や、近隣関係が透けて見えそう・・・
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国立研究開発法人 防災科学技術研究所
防災情報研究部門
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茨城県つくば市天王台3-1