2012年12月12日(水)と12が3並びとなった本日午前、つくば市玉取にある茨城県立つくば特別支援学校において生徒、教師、保護者、ボランティア、地域住民参加による避難所体験プログラムが行われました。すでに運び込まれていた避難所用の段ボール間仕切りを組み立て、居心地を確認したり、おにぎりと豚汁の炊き出しをして昼はみんな一緒に摂りました。
段ボールの間仕切りは愛知県にあるAJU自立の家で制作しているもので、一枚が180cm×90cmのものが11枚と接続用のマジックベルトやプラスチックレールがついています。縦方向に組み立てれば4畳半の広さで180センチの高さが確保できるので、プライバシーが保たれる空間ができます。一方で横方向に組み立てれば、高さが90センチとなり、開放型で(でもコミュニティではひとまとまりで)生活できる空間が区切れます。
子どもたちは自分たちでできることは自分たちでやるという指導が普段から行われていることもあり、先生やボランティアの指導の下、一生懸命組み立てに参加しました。出来上がった間仕切りには自分たちの名前を書いた紙を貼り、避難所のイメージを共有化しました。
体験後の反省会でも感想として出されていましたが、特別支援学校というと「守られる存在」と思われがちですが、実際には施設もしっかりしていますし、地域との連携も深まりはじめていますので、この特性を活かして、むしろ積極的に地域を「守る存在」に切り替えていくことが大切ではないかと思います。この子供たちに明るい明日をもたらしてくれる人を次の選挙では選びたいものです。でも難しいのかなぁ。
まずは顔合わせ
間仕切り組み立て
炊き出しも