常総市諏訪町の自主防災訓練が8月19日(日)無事終了しました。
取り組みに関するこれまでの過程や、当日の様子は「常総防災ポータル」からご覧ください。
今回のポイントは、この防災訓練が住民自身の創意工夫の中で行われたということです。行政や専門家による指導や助言は最低限であり、まずは何が起きるか、何ができるかということを住民自身で議論し、その結果、要援護者の確認をまずはやってみるというところを目標に設定しました。
実際初めて見るとなかなか大変!
トランシーバーは繋がらないし、炎天下での活動は楽ではないし、確認すべき人はいないし・・・
それでも3時間に及ぶ試行錯誤はそれなりに楽しく、最後は婦人部による炊き出しで無事に終了。
まずはお疲れ様でした。
研究のために記録をさせていただいた私たちとしても、このような地域単位での取り組みの一層の活性化に期待したいと思っています。私が印象的だったのはご自宅を改造して車いすのためのリフト(写真)を取り付けた方への訪問。
停電したらどうしようと大変心配されていました。
地方都市であっても、中心部は住宅が意外に混み合っています。火災などが発生した場合には近隣の方々の迅速な支援が生死をわけることも・・・こういうきめの細かい調査を下敷きに地域の支援マップが作られ、活動の輪が広がっていくことを期待したいですね。