坪川です。いよいよその日がやってきてしまいました。本日(11月30日)を持って防災ラジオドラマコンテストの募集が締め切られます。これまで各地で取り組んでいただいた成果が集められ、来月にはいよいよ審査の段階に入ります。
応募主体はまだ明かせませんが、地域住民から学生、社会人のグループなどさまざまです。どのような災害を対象としたドラマの応募が多いかは集計してみないとわかりませんが、地域の特徴を活かしたハッとするような物語が作られているのではないかと、今から楽しみです。
ところで、ドラマの中で主人公がどういうキャラクター設定が多いのかというのは興味があります。男女でどちらが多いのか、高齢者が主役なのか、若者が主役なのか、参加者の属性とドラマ登場人物の属性とはどういう関係なのでしょう。やはり自分の分身をドラマの登場人物に仕立てることのほうが、物事がイメージしやすいのでしょうか。それとも自分とは全く正反対のキャラクターを設定したほうが楽でしょうか。鵠沼海岸5丁目では水害のドラマで、近所の人の説得になかなか応じない住民が登場して、非常にいい味を出していました。これは実際にあった話をエピソードとして取り入れたものです。幸いにも小さな出来事で済んだ一コマでしたが、そこから地域の特徴が垣間見えるような気がいたします。ドラマは以下のサイトから聴くことができます。http://bosai-drip.jp/etc/bosai-radio-drama.htm
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防災情報研究部門
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茨城県つくば市天王台3-1