坪川です。佐渡の相川にあるホテル「さどや」の大桃一浩さんから素敵な絵葉書が届きました。大桃さんは佐渡市の市議会議員で、先日佐渡で行った防災シナリオWSの参加者です。まだ若い方ですが、さどやのオーナーでもあります。
佐渡市は2004年に両津市と島のすべての町村が合併して発足した市です。従って1島1市となっています。前のブログにも書いたように思いますが、離島はどこも大変厳しい状況で、佐渡市も毎年千人近い人口が減少しています。若者が島から出ていくことを止めるためには、島にとどまるだけの就業先と産業が必要ですが、なかなか厳しい状況です。我々も災害グリーンツーリズムの活動を通じて、過疎地と都会との絆を太くし、平時の交流を促進することで地域防災力を高められるよう、支援をしていきたいと考えています。
ホテルさどやは大型の観光旅館ですが、さすがに施設が古いのは否めません。某宿泊施設検索サイトでも「廃墟と見間違うような外観」とまで書かれています(失礼ですな)が、中はきれいですし、食事は実に美味しいです。そのような佐渡の地域おこしで期待されているのがトライアスロンです。来年の大会も成功することを祈りたいですね。(http://www.sado.gr.jp/)大桃さん、頑張れ!
つぼつぼのprofile
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
防災情報研究部門
所在地
茨城県つくば市天王台3-1