最初にタブレット端末の基本的な使い方をマスターした後は、まずドラマのシナリオを考えます。そのシナリオに沿った形でロケを行い、必要な映像を集めてきます。地域ならではの風景や、人の様子を撮影し、PCで編集、テロップを入れたり、さまざまなエフェクトをかけたりと、楽しい3日間でした。
さて、ドラマを作ることについては、我々がコンテストを行っている防災ラジオドラマも同様で、まずはどのようなシナリオを作るかという点が重要になります。音声だけであれば災害そのものも効果音などで編集し、シーンとして加えることもできますが、ビデオの場合はさすがにそれは難しいと思われます。ただ、災害そのものの厳しい事態は描けなくても、防災にまつわるさまざまな課題を浮き彫りにする描き方はできるはずです。そう考えると、近いうちに防災映画コンテストをやるのもいいのかもしれません。少なくとも協働によるモノづくりを通じて、防災を見直すきっかけになればいいのではないかと思います。
今回のWSの成果は近々、動画として公表される見込みです。お楽しみに。