全国各地からの高校生の参加ということで、今回はできるだけ自分たちの地域の防災はどうなっているかを、自分たちで調べ、対応について話し合ってもらうことに力点を起きました。そのため2人に1台のPCを用意し、時間内で地域防災計画、ハザードマップ、被害想定などをネットで調べ、またドラマづくりに必要な情報を調べて入手する方法もやってもらいました。その後、グループに分かれて特定の地域の特定の災害について、シナリオのもとになるあらすじを考えてもらうグループワークをしました。
和達記念ホールにて
思えば今年の参加者の多くは、阪神淡路大震災の起きた前後に生まれた生徒さんたちですので、当然ですがあの震災は知らないわけです。彼らにとっては「東日本大震災」こそが、初めて目にする大規模自然災害であることになります。
人の一生に一度あるかないかの大災害ですので、彼らの人生の中で二度とこのような大災害が起きないことを祈りたいものですね。