今回はワークショップの最初に、約1000分の1縮尺にした地域の空中写真とハザードマップを重ね合わせたものを下敷きにして、住民の方々が災害時に危険なものや、使えるもの(防災資源)を地図の上にマークしてゆく作業をしました。この作業をやるときには毎回会場となる体育館の床の上に巨大な地図を貼り出すわけですが、これは大人から子供まで、ほとんどの方が多大な興味を催されるようです。自分の家がどう見えるということもありますが、やはり普段の生活とは違う視点からの「眺め」には誰しも引き込まれてしまうのでしょうか。偶々別のイベントで会場にいた子供たちがとても興味を持ってくれました。そのうちこういう地図が手軽に出力できる時代が来るのでしょうか。
つぼつぼのprofile
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
防災情報研究部門
所在地
茨城県つくば市天王台3-1