坪川です。東京御茶ノ水の駿河台にある明治大学リバティタワーの16階で、日本リスク研究学会のワークショップ「リスクガバナンスを支えるリスク情報」が18時より開催されています。このワークショップの目的はズバリ、リスク情報とガバナンスにターゲットを絞っています。とはいえ「ガバナンス」は専門家の間はともかく、一般市民にはなかなかわかりづらい概念ではありますが。
私たちはたくさんの情報に囲まれて生活していますが、実は思ったほどその情報を活用していません。リスク情報もその一つです。災害のような時間や対応に限界がある際には、漏れなく、効果的に情報を利用する必要があり、上からの制度的な対応だけではうまくゆかないことがしばしば起きるようです。そこで、それを補完し、下から支える水平協働型のガバナンスの発想が必要になります。
今回は防災と環境という２つの分野から、リスク情報のガバナンス的な展開に関して現状と課題が報告され、議論されます。須永君がんばれ！